引きこもりニートの私がパイロットの彼と付き合った件

社会不適合の私にパイロットの彼氏ができました。

パイロットと行く、信州阿智村旅行記Ⅱ

集合した長野駅から昼神温泉郷まで

観光名所を巡りながら、ゆっくり目指すことにした。

 

観光情報サイトから、周辺の人気スポットを調べ

景色の美しさや口コミの良さから、白馬岩岳マウンテンリゾートへ向かうことに。

 

車を運転すること約1時間。

 

山の麓に着いて早々、ゴンドラに乗り込み

約8分間の空中散歩の後、標高1,289mの岩岳山頂に到着ー!!


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絶景ーー!!!

 

何も下調べせず、行き当たりばったり旅だったために

想像以上の景色に、感動レベルは最高潮だった。

 

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こちら絶景テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」Photo by 彼

北アルプス白馬村、北信の山々など360°の展望が広がっていた。

 

テラス席でコーヒーを片手に、爽快な見晴らしを楽しみながらゆっくりくつろいだ。

 

そして、いよいよ

旅の宿がある、昼神温泉郷へ。

 

車を運転してもらうこと約2時間半(ながっ!)

 

到着して初めて、宿泊宿の名前を知った。

口コミ評価が高い、ちょっと贅沢な旅館だった。


チェックインを済ませ、彼の後を追いながらいざ部屋へ。


そこで、気がついた。

同じ部屋で1泊するではないか…!(今更)


名古屋駅から長野駅までは、往復6時間かかり

"日本一の星空"のある阿智村で夜空を眺めるには、日帰りでは難しく


話の自然な流れで「宿泊するんだよね?」と聞かれ

「うん、じゃないと無理〜」みたいな、適当な返事をしていた。


途端に緊張してきた。

ことから、彼は部屋を入ってすぐのところで荷物を広げたが

私は対角線上の、彼の荷物から1番遠いところで荷物を広げた。笑


今はまだ、物理的にも心理的にも距離があるけど

この旅が終わる頃には、どんな2人になってるのかな。


少しだけ、ワクワク。


続くー!

パイロットと行く、信州阿智村旅行記

これは、社会基盤の発展に大きく貢献するパイロットと

時間を持て余した引きこもりニートによる、人生旅日記。

 

最初で最後だと思われていた「伊良湖岬旅」に引き続き、まさかの第2弾…!

今回は「信州阿智村旅」〝日本一の星空〟を見に。

 

正直、楽しみにしていた。

第1弾の「伊良湖岬旅」が、思いのほか楽しかったから。

 

そして、迎えた当日の朝。

ガッツリ寝坊したw

 

デジャブを感じつつ急いで支度し、名古屋駅から電車に揺られること約3時間。

長野駅に到着!!

 

彼はスマートに、予約していたレンタカーを借りて

駅のロータリーで待っていてくれていた。ホントゴメンナサイ。

 

長野駅は想像していたより大きく、出口がたくさんあったけど

彼は詳細に、自分の居場所を教えてくれていた。

 

だから迷うことはなかったし、遅れていた分急いで向かうべきだったんだろうけど

走る気にはなれなかった。

 

宮古島で出会った瞬間を含めれば、彼と顔を合わせるのは3回目になるけど

今までで1番、会うことに緊張した。

 

ついにその瞬間が。

 

ほとんど顔を合わせず運転席に乗り込み、まずは謝罪。

遅刻したお詫びに、私が運転を引き受けた。

 

ちなみに、旅の目的は〝日本一の星空〟を見に行くこと。

ゆえに、今回は1泊2日の小旅行で

 

日本一の星空の村、長野県阿智村昼神温泉郷で

彼は、旅館を予約してくれていた。

 

しかしそれ以外は、ノープランだった。笑

 

集合した長野駅から昼神温泉郷まで、車で約2時間半。

途中にある観光名所を巡りながら、旅館をゆっくり目指すことにした。

 

続くー!

終わりではなく、実は始まり?

パイロットと深夜に別れてから、朝。

彼と電話で話したこと。

 

それは言わば伊良湖岬旅行の、総括のようなものだった。

仕事柄、振り返りを徹底するのが習慣づいているのだろう。笑

 

話しながら互いに撮影した写真を、LINEのアルバムにアップロード。

見た景色、食べた物等。

 

そこで気になる写真が1枚。

 

私の後ろ姿が紛れていた。

伊良湖岬灯台付近で上り下りした、階段での1枚だった。

 

ヒールを履いていたことからバランスが取りづらく、手すりに捕まりながら

そろそろ下りていたところを激写されていた。

 

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初めて彼の、お茶目な一面を見た気がした。

 

「1枚くらい、2人の写真撮ればよかったね」

 

意外すぎる一言に、私は一瞬固まった。

電話越しだから伝わっていないだろうけど。

 

「これは次、あるね」

 

続く彼のこんな一言から、そのまま新たな旅が計画されていった。

 

あなたは、阿智村という場所を知っていますか?

2006年に環境省が〝日本一星空がきれいに見える場所〟に認定した村です。

 

そして私は過去、宇宙が大好きでした。

詳しくは番外編参照。

 

長野県の南端に位置する阿智村は、愛知県からのアクセスが良く

〝自然豊かな信州阿智村〟のポスターは小さい頃から、あちこちで目にしていた。

 

今回の伊良湖岬旅では、集合場所だった豊橋駅で何枚か見かけ

その度彼に、ここが〝日本一星空がきれいに見える場所〟なんだと伝えていた。

 

彼は東京都から、私は愛知県から。

互いにアクセスは良好。

 

宇宙に強い憧れを抱いていた過去がある私に

行ってみたい場所だったことは、言うまでもなく。

 

続くとは、全く思っていなかったのに

なぜか次回、信州阿智村旅に。

 

2人で〝日本一の星空〟を見に行きます。

デートっぽい雰囲気は、いよいよ避けられなくなりました。

 

続くー!

夢か、現実か

宮古島で出会ったパイロットと、私の故郷の愛知県で再会。

異質な2人の異様な時間は、終わりを迎えようとしていた。

 

彼が手配した帰りのタクシーに2人で乗り込み

程なくして彼が宿泊する予定のホテルに到着。

 

「運転手に住所言って、このまま家まで帰りな。支払いは済ませてあるから。

今日は来てくれてありがとう、楽しかった。気をつけてね。」

 

私は考えることなく「ねえ、もう1軒だけ行かない?」

言葉が口をついて出ていた。

 

優しい彼は、快諾してくれた。

 

しかしながら周辺は、閑静な深夜の街。

空いている飲食店が少なかったことから、3軒目の会場は彼の宿泊するホテルになった。

 

コンビニでお酒とおつまみを買い込み、部屋で乾杯。

こうなることを想定していたかのように、彼はトランプやらUNOやらを持ち合わせていた。

 

学生時代を思い出しながら、2人して色んなゲームに打ち込み

気がつけば私はソファーで寝落ちしていた。

 

起きると彼は、ベットで熟睡。

 

私は家のベットが恋しくなり、連絡さえ残さず

ホテル下に停まっていたタクシーに乗り込み、帰宅した。

 

起きたらそこは、自分の部屋で

日常の、爽やかな朝を迎えた。

 

昨日起きた出来事は全て、夢だったのかと錯覚してしまうほど。

 

携帯を見ると1件、LINE通話の不在着信が通知されていた。

昨日を一緒に過ごした、彼からだった。

 

夢じゃなかった…!

この瞬間は、本気でそう思いました。笑

 

私はすぐさまかけ直した。

その時彼はすでに、駅のホームで帰りの新幹線を待っていた。

 

その通話で言われたのは、意外すぎる言葉たちだった。

 

続くー!

名古屋でのディナー編、幻滅

豊橋駅から新幹線で約30分、名古屋駅に到着。

いよいよ宮古島で出会ったパイロットが、私の地元へやってきた。

 

チケットは彼が手配してくれた。

しかもなぜかグリーン車。働く大人ってスゴイ。

 

まずは名古屋テレビ塔(今はMIRAI TOWERと言うらしい)に連れて行くことに。

最近テレビ塔周辺の街一帯がリニューアルして、栄ているらしかった。

 

リニューアルオープンしてから訪れるのは、初めてだった私。

想像以上に美しくて、地元民である私でさえ感動した。

 

一言で言うと、ロマンチックだった。

 

よく喋る印象の彼だったけど、この時ばかりは恐ろしく静かで

写真を撮ったりしながら、景色を楽しんでいるようだった。

 

ますますデートっぽくなってきた。

 

そんな雰囲気に慣れていなかった私は「まずい、どうにかしなければ…!」と

率直に、そう思った。笑

 

そこで私は安くて美味い大衆居酒屋を、ものすごい勢いでリサーチし始めた。

 

するとその時、私が過去にアルバイトとして応募し

面接で落とされたレストランが、目の前にあることに気がついた。

 

過去の失敗談兼笑い話として、彼にそれを伝えると

話の流れで、そのレストランに行くことに…!

 

結構オシャレなイタリアンレストランだったから

緊張してしまうし、別のところが良いんじゃないかと思ったけど…。

 

しかし私は、アルバイト応募してしまうほど

実は、イタリアンが大好きだった。

 

さらにワインが大好きで、特にイタリアンワインにハマっていた私は

緊張をいち早く解くため、赤ワインをデキャンタで注文した。

 

リニューアルした、名古屋テレビ塔を眺めながら

テラス席で赤ワインを嗜み、話題は彼の過去の恋愛話に。

 

すると同時に、レストランが閉店の時間を迎え

自然と2軒目へ行く流れに。

 

横断歩道を渡って反対側にある、これまたオシャレなレストラン。

 

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1軒目で、ものすごい勢いでワインを飲み干す私を見て

ワインに興味を持ち始めたようで、1杯目は2人してスパークリングワインで乾杯。

 

前菜に、生牡蠣の食べ比べを頼んでいたことから

次に、白ワインを注文。

 

すると彼は白ワインが到着するやいなや、一気飲みしだした。

「ちょっと、何してんの!?」私は初めて彼に、タメ口になった。

 

せっかくの美味しいワインを、味わわずに飲み干すなんて

私からすれば、言語道断!もってのほか!!

 

気がつくと私は、彼に対して敬語を使わず

思ったことはなんでも素直に、正直に発言できるようになっていた。

 

レストランはあっという間に閉店時間を迎え

彼は、帰りのタクシーを手配してくれた。

 

なんとなく、ここで帰ったらもう2度と

彼と会うことはない気がする。

 

そんな心残りがあった私は

勇気を持って、大胆な行動に出た。

 

続くー!

伊良湖岬旅行記

集合場所である豊橋駅で合流した時すでに、正午近くだった(私が遅刻したせいで)。

 

伊良湖岬の名物について調べてみると魚貝類、特にあさりが有名らしかった。

愛知県はあさりの漁獲量が日本一らしい。

 

そんなこんなでランチは海鮮料理に決定。

最終的な目的地である伊良湖岬からほど近い海鮮食堂を目指し、いざ出発!

 

駅から食堂まで、約1時間のドライブコース。

車内での会話はほとんど私の話だった。

 

番外編で書き記したような、引きこもりニートに至るまでの経緯や

過去の恋愛遍歴まで、飾らない素の自分をさらけ出した。

 

ステータスや居住エリアなど、何から何までかけ離れていたからこそ

会うのはきっと、今日で最後になるだろうと思っていた。

 

これまでの人生を懺悔するように、後悔の念や失敗談までぶちまけた。

それが結構面白かったらしく、会話は途切れることがなかった。

 

純粋に、楽しかった。

さて、目的地に到着!

 

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海沿いにあるいちば食堂にて、刺身定食。

あさりご飯がたまらなく美味しかった…!

 

食事を終えて、そこから車で約2分ほど。

旅の目的地である、伊良湖岬灯台に到着。

 

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10年間ずっと来てみたかった場所、見てみたかった景色。

大袈裟だけど、感慨深かった。

 

なんでもない人と来ることになるとは思っていなかったけど

それはそれで私らしく感じた。

 

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その後近くを散策し、少しヒールのあるサンダルを履いていた私は

この階段を降りるのに手こずり

 

彼に手を借りた。

初めて彼に触れた、ちょっとした思い出の場所。笑

 

近くのホテルに展望台があると知り、登ってみることに。

そこからの景色が本当に美しかった。

 

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愛知県を、今まで以上に好きになった。

訪れたことのない方は、ぜひ来てみてください。

 

これにて伊良湖岬旅行記は終了。

次回、名古屋でのディナー編。

 

続くー!

パイロットとの再会、ついに

ついに来ました。

宮古島で出会ったパイロットとの再会 in 伊良湖岬

 

そして早々にやらかしました。

ほぼ集合時間に起床!!!

 

夜行性かつ時間にルーズな引きこもりニートの特性、発揮しました。

 

すぐさま電車の遅延情報をチェック。

最寄り駅で10分の遅延が発生しているとのこと、これだ!

 

急いで彼に連絡「乗るはずの電車、到着が遅れてるみたい(何分とは言わない)

集合時間に間に合わないかも、ごめんね…」

 

一旦、その場をしのいだ。(?)

 

「こっちはもう着くから、先にレンタカー借りて駅で待ってるね」

至れり尽くせり…!

 

30分遅れて、集合場所の豊橋駅に到着。ホントゴメンナサイ。

言っていた通り、レンタカーを借りて駅のロータリーで待っていてくれました。

 

助手席に乗り込み、まずは謝罪。

「東京からわざわざ来てくれてるのに、30分待たせた挙句

レンタカーまで取りに行かせちゃって、本当に申し訳ない…」

 

宮古島旅行の時みたいに、たくさん文句を言われるかと思ったら

「気にしないで!今日は時間を作ってくれてありがとう」

 

思っていたのとは違う、意外な反応。

 

そのまま運転を快く引き受けてくれたり私のしたいこと、食べたい物を聞いてくれたり

とにかく私の希望に沿った計画を立ててくれて

 

宮古島での恩を返す、接待旅のつもりで来ていたのに

なんかデートっぽくなってることに気がついてから、途端に緊張してきた。

 

次回パイロットとの初デート?伊良湖岬旅行記

続くー!